犬の捉え方とヒトの脳

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こんにちは。テンです。
今回は犬を飼うにあたってお世話で悩まされる方が多いのではと思いこちらの内容にしました。

初めに

同じ人でも自分と異なった国の方とお話する際馴染みのない言語で話してもらうと最低でもジェスチャーが無ければ何もわからないと思います。それと同じで動物はヒトの言葉を聞いて理解するなど大きな時間を有するのです。しかし、多くの人は「お座り」という言葉に行動を付けようとします。
正しくは行動に名前を付けることが最短ルートです。
例えば私たちも「これがリンゴだよ。」と物を見せられてから名前では理解しやすいですが、単語のみで言われると(なんだっけそれ、、)となり検索したら理解することはありませんか?
従って動き→名前の方が理解しやすいのです。

犬は経験から学ぶ

私たちがお話しより経験した方が覚えているように犬は経験で記憶する傾向があります。
そこでいくつかご紹介します。

①感作(鋭敏化)=
小さな反応を誘発する刺激に対して大きな反応を示すこと
大きな刺激を受けた経験が感作を生じる原因になることが多い
例)雷の音が怖かった経験が車などの大きな音も怖がる

②脱感作
感作がでの刺激が繰り返され慣れること

③馴化=弱
生得的(生まれつき)反応を誘発する刺激によりその反応が次第に減弱すること

④脱馴化
類似刺激により馴化された刺激に対して初期の反応に戻ること
(馴化が生じた刺激が一定期間無くなると初期の反応に戻ってしまう)

⑤刺激般化
馴化や感作を生じた刺激の類似刺激や同時にあった刺激に対する反応も変化すること
(恐怖刺激は般化されやすい)

しつけ

①古典的条件付け
中性刺激と無条件刺激を同時に提示する反応
例)ベルを鳴らす(中性刺激)とおやつかと思い唾液が出る(無条件刺激)

②オペラント条件付け
自発行動(オペラント)において強化子、罰子によりその行動頻度が増減すること
刺激→反応→結果(三項随伴性)

③消去
オペラントでの反応後強化子又は罰子を中止し次第に生じる頻度が戻る(忘れる)こと

ドッグトレーニング

・モチベーションのためにおやつフードを使用する
・トレーニング中は怒らず無視、出来たら褒める
 犬にとっては怒っていることも構ってくれていると勘違いをしてしまうので注意→負の強化
・甘噛みは放っておくと問題行動になる
・練習時間は子犬1~2分、成犬15分くらいまで
・コマンド(言葉)は1つに対して短く母音がはっきりしたものを使う

最後に

トレーニングは子犬の時の方が行いやすいです。
しかし、成犬だから無理などはないのでお互いが無理せず範囲で行って頂きたいです。
動物病院や動物用の保育園などの施設で学べることも多いです。飼い主様が全部しつけに体力を取られないような環境をつくることも大切ですので検討してみてくださいね。

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