犬の特徴や品種を知ってより良い暮らしを

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こんにちは。テンです。
本日は犬についてお話ししようと思います。これから動物を飼いたいと思う方や迎い入れた方、動物について学びたい方に1つの知識として覚えて頂けたらと思います。

歴史

犬が家畜化されたと推測されているのは約1万5000年前と考えられ遺跡などで多く発掘されている時期が約1万4000年前が多いです。しかし、ロシアのラズボイニクヤ洞窟で3万3000年前の犬の骨が発掘されており定かではありません。
犬は動物種の中で最も早くからヒトと生活をしており、群れで生活する習性を持ちます。
犬の家畜化によりネテオニー1がみられるようになりました。これらにより“人懐っこさ”“攻撃性の少なさ”が選択的に繁殖されていった結果、成熟後も変わらず従順さを持つ犬の原形が形成されたと考えられます。

第二次世界大戦後、住宅地の展開を背景とし第一次ペットブームで番犬の需要が高まりました。
スピッツなどの小型犬種は良く吠え流行が10年程続きました。
高度成長期を過ぎると番犬より豊かさの象徴として犬が飼われ第二次ペットブームが起こりました。
こちらではマル・ポメ・ヨーキーと称されるマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアが人気でした。
バブルに入ると大型犬ブームが起きシベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバー、その後小型犬ブームが到来しトイプードル、チワワ、ダックスフンドが人気になり現在に至ります。

品種

殆どの犬種はヒトが作出目的に沿って繁殖されています。
大きく、鳥獣犬・獣猟犬・牧羊牧畜犬・作業犬・愛玩犬に分けられます。

鳥獣犬(ガンドッグ)

①地面で休んでいる鳥を発見し主人の合図で飛ばせる
【性格】独立心が高い
→イングリッシュポインター、イングリッシュセター
②主人が撃ち落とした鳥を持ってくる
【性格】特に人好きで指示により行動できる、現在では補助犬として活躍する
→ラブラドルレトリバー、ゴールデンレトリーバー、プードル
③主人や仕掛けのある方向へ追い立てる、撃ち落とした鳥を持ってくる
【性格】自分で考え、指示もよく聞き、賢い犬が多い
→スプリンガースパニエル、アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュコッカースパニエル

イングリッシュセター

獣猟犬

①獲物の通った跡を追跡し追い詰め捕まえる嗅覚ハウンド(セントハウンド)
【性格】独立心が高い、集中力と持久力が高い、群れると吠えやすい
→ビーグル、ダックスフンド、バセットハウンド、テリア種、日本犬種
②眼で獲物を発見しハイスピードで一気に追走して捕らえる視覚ハウンド(サイトハウンド)
【性格】持久力<瞬発力が高い、足が速い、独立心が強い、訓練しにくい
→アフガンハウンド、ボルゾイ

牧羊・牧畜犬

①狼などの捕食動物から家畜を守る
【性格】警戒心が強く神経質、独立心が高い
→グレートピレニーズ、マレンマシープドッグ
②家畜を監視したり誘導する
【性格】動くものに対して反応しやすい、意欲的で作業欲求が高い、訓練性能が高い
→ボーダーコリー、シェットランドシープドッグ、ウェルシュコーギー

ボーダーコリー、マリノア

作業犬

そりを引く犬、荷物を運ぶ犬、馬車の伴走などの目的に作られた犬もいます。彼らはいずれも作業欲求や運動欲求が高くそれぞれの作業に向いた犬が役職を持ちます。

愛玩犬

①神の使いとして寺院や宮廷で飼育されていた
【性格】独立心が高い
→ペキニーズ、シーズー、狆
②貴婦人のペットとして飼育されてきた(ベルドッグ)
【性格】人好き、音に敏感
→パピヨン、ポメラニアン、マルチーズ、キャバリアなど
③作業犬うぃ小型化して愛玩犬となった
【性格】作業犬としての性質が高い、作業欲求や運動欲求が強い
→チワワ、ミニチュアピンシャーなど

チワワ

最後に

上記の内容を踏まえ考えると生活環境などでどの犬種を飼おうか、今の犬種の散歩量・好むもの・性格などが少しわかるかと思います。家族が増えることで生活様式も変化し具体的に比較・検討することが迎え入れる、今の環境を改める材料になります。互いにより良く生活ができる空間をつくり上げて下さい。

  1. 成熟しても子供じみた性質や行動が残存すること ↩︎

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